「技術に振り回されずトンチの効いたゲーム制作を」-明かされる『ロスト プラネット 2』の内幕
6月1日23時50分配信 インサイド
オートデスクは6月1日に都内ロイヤルパークホテルで「Autodesk Design Innovation Forum 2010」を開催しました。会場ではオートデスクをはじめとしてコンピューターを使ったデザインに関連する企業が様々な展示を行ったほか、業界関係者による講演が行われました。
カプコンは「ロスト プラネット 2 における新しい映像表現」と題した講演を行い、XSIとMTフレームワークを併用したゲーム制作の内幕、そして技術のみに頼ることなく迫力ある画面を生み出す、様々な工夫を披露しました。
作業工程
講演の主役は『ロスト プラネット 2』を手がけたCS第一制作室の加治勇人氏。
巨大クリーチャーの背中に乗っての戦闘は前作からチャレンジしたかった課題だった、と語ります。
最初はカプコン開発のMT Frameworkによるモデルを使用しましたが、クリーチャーが動くと見た目と実際の当たり判定にズレが生じるなどの問題が発生したため、オートデスクのXSIで当たり判定用のモデルを新たに作成したといいます。
MT FrameworkによるクリーチャーにXSIによる当たり判定モデルを合成、見た目に違和感がないプレイが実現されました。
http://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20100601-00000025-isd-game
コトブキヤ(KOTOBUKIYA) ロスト プラネット 2 GTF-11 ドライオPR